Hyphoria [Illu & NAI]

私が好きな複数のモデルを、各モデルの長所を活かすアルゴリズムを用いて実験的にマージしました。アドバイスと指導をくれた@epiTuneさんに感謝します。まだ学ぶべきことが多く、やるべきこともたくさんあります。

Hyphoriaの焦点は、第一にプロンプトの忠実性でした。つまり、プロンプトボックスに入力した内容に対して、モデルは可能な限りそれを実現しようと努めます。私は多くの優れたモデルの上にHyphoriaを構築し、これによりプロンプトの理解と優れたビジュアル、そして美しい画像を完成させるためのギャップ補完能力を組み合わせることができました。

また、スタイルの柔軟性も重視しました。もちろん、通常のようにLORAを使用できますが、これらのモデルの深部には数多くの優れたアーティストやアートスタイルが隠されており、驚異的な可能性が広がっています。ぜひ少し探索してみてください。私はすでにそうしています！

最後に、私はセミリアリズムが好きなので、このモデルがそれなりに快適にセミリアリスティックなスタイルを生成できるようにしました。そのため、デフォルトではその方向にバイアスがかかっています。ただし、これは純粋なアニメや2Dスタイルができないという意味ではありません。逆に、求めているスタイルをタグで明示すれば、それを得られます（ただし、過剰なクオリティタグは一部のスタイル選択を妨げることがあります）。

推奨設定

• ステップ数: 20–35（私は常に35を好みますが、低めでも十分です）

• CFG: 2.5–6

  • 私は3を使用しています。これが私のベストスポットですが、強力なプロンプトであれば1まで下げることも可能です。特に、くすんだゴツゴツした雰囲気を出したい場合におすすめです。

• サンプラ: DPM++ 2M SDE（またはCIVITAI GenでDPM++ 2M）

• スケジューラ: Karras

• 解像度: 通常の生成には1024×1024–1280×1280を推奨します。1536×1536まで対応していますが、体の伸びが生じる可能性があります。ピクセル数が同じであれば、あらゆるアスペクト比で動作します。

• プロンプティング: このモデルはあなたのプロンプトを本当にしっかりと聞き取ります。余計な言葉を省き、プロンプトを的確に絞ってください。

  • 推奨ポジティブ: masterpiece, best quality, absurdres

  • 推奨ネガティブ: worst quality, low quality

  • 作成したい内容に応じて、ポジティブまたはネガティブのクオリティタグを省略できる場合があります。たとえば、ゴツゴツした画像では、一部のクオリティタグを外すと良いでしょう。他のクオリティタグも、必要な画像タイプには有効です。

使用したモデル

• IllustriousXL V2.0 Stable — ベースマージターゲットとして使用

• Rouwei v0.7 eps

• IllumiYume v3.1

• Hassaku v1.3 Style A

• ionsyx v3.0

• Wicked Illustrious Mix v1.1

• mdntIllus Syn v1

• Kokio v2.0

• Diving Illustrious Anime v11

• Bismuth Illustrious Mix v2.0

• NoobAI v1.1 eps

• 未リリースマージ

• Plant Milk Hemp II

• Plant Milk Coconut

アルゴリズムにより、各モデルのUNetとCLIPをテンソル単位で比較し、私が設定した重み（私の主観的な調整）に基づいて最適な部分を選択しました。どのモデルのどの部分がどのように使われたかは、正確には言えません。マージスクリプトが「最良」と判断したものを自動で選択しているだけです。

今後のバージョンでは、異なるモデルを試すとともに、ブロックレベルやそれより細かいレベルでのより精密な調整を試行する予定です。

ライセンスと利用

SDXL - CreativeML Open RAIL++-M
Illustrious - https://freedevproject.org/faipl-1.0-sd/
NoobAI-XL - /model/license/1140829

上記のライセンス一覧はPlant Milkのページからコピーしました。