Karl Gerat/ カール自走臼砲

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モデル説明

トリガー語: Karl Gerat

カール・ゲラートは、フランスのマジノ線の攻略を含む要塞破壊を目的としてドイツで開発・製造された自走砲である。自走砲ではあるが、120トンを超える巨大なサイズのため、速度は時速約5kmにすぎず、目標地域までは鉄道車両で運搬され、そこから自走して目標に到達した。試作車を含め、合計7両が生産され、そのうち1両はソ連に鹵獲され、現在ロシアの博物館で展示されている。砲弾は約2トン(!)の榴弾であり、命中すればあらゆるものを粉々に破壊するほどの威力を有するが、これは8.45口径の60cm砲(後期型は11.5口径の54cm砲)から発射されるため、射程は短い。初期型の最大射程はわずか4,320mであった。後期型では若干改善されたが、実用性は限られていた。結局のところ、防衛能力はなく、移動や回避も時速5~10kmという遅い速度でのみ可能だからである。

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カール自走臼砲はフランスのマジノ要塞線攻略を始め、対要塞破壊を目的としてドイツで開発・製造された自走砲です。自走砲とはいえ、120tを超える巨体ゆえ速度は時速5km程度の為、目標近くまでは運搬用の専用貨車で線路上を運び、そこから目標地点まで自走、というシステムでした。試作車両含め、合計7両が生産され、ソビエトに鹵獲された1両が現在ロシアの博物館で展示されています。砲弾はおよそ2t(!)の榴弾ですから破壊力は絶大、当たればみな粉微塵ですが、これを8.45口径の60cm砲(後期型は11.5口径54cm砲)で発射するんですから飛距離は全然出ません。初期型の最大射程はわずか4320 m。後期型で多少は改善されますが、使い所は難しかったでしょうね。なにしろ防御力は皆無、移動・逃げるにしても時速5~10kmです。このカール自走臼砲本体、専用貨車、さらにIV号戦車を改造した専用弾薬運搬車の1セットでどれだけの費用・労力・時間を要したことでしょう。(ISU-152が何台作れることやらw)

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