主砲を24口径75mm砲から、ソ連のT34戦車を撃破可能な長砲身43口径75mm砲に換装したのが、IV号戦車F2型(のちにG型に改称)である。
本来IV号戦車は歩兵支援を主眼として開発された戦車であったが、後にIII号戦車に代わってドイツ機甲師団の中核として活躍し、対戦車戦に注力することとなった。英軍からは「マークIVスペシャル」として恐れられた。