ComfyUI Latent VAE tweaker (for SD1.5, SDXL)
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モデル説明
これは、ComfyUIでVAEに渡される潜在データを操作し、色を調整するためのツールです。VAEから出力されるRGBデータの調整も可能です。4チャネルの潜在データに対応しており、主にSD1.5およびSDXL(おそらくSD2.1も)向けです。
latent_interactive_viewer.py を \ComfyUI\custom_nodes に配置し、ComfyUIを再起動してください。
「Add Node」→「latent」→「viewer」の下に3つのカスタムノードが追加されます。
これらの3つのノードは個別に使用できますし、接続して使用することも可能です。
SD1.5とSDXLでは、潜在データの各チャネルの内容が異なりますが、慣れてくればほぼ同じように使用できるようになると思います。意味は複雑ですが、一般的な意味は以下の通りです(ChatGPTの調査に基づく)。
●SD1.5
Ch0 形状の基本
Ch1 紋理と詳細
Ch2 明るさ/影など
Ch3 色(色相/彩度)
●SDXL
Ch0 輪郭など
Ch1 形状と内部詳細
Ch2 色相
Ch3 彩度/明度
ただし、これはニューラルネットワークの構成であるため、特徴の分布は曖昧です。全体として機能するため、色を単に調整しているつもりでも、細部が崩れるのは正常です。
ガンマはガンマカーブそのものであり、S字カーブは、値が1のときに直線になるようにシグモイド関数のように調整されています。潜在データには控えめに使用することをお勧めします。
シフト値は単純に値に加算されます。
これらは単独で使用することもできますし、ノードを組み合わせることで非常に複雑な処理が可能です。シフト値とS字カーブを組み合わせると、S字カーブの中心部のシフトは、指定したシフト値よりも小さくなります。複数段階で組み合わせると複雑な曲線グラフを作成できますが、クリッピングされる部分には注意してください。実用的には意味がないかもしれません。
出力先を「Save Image」ノードに設定すると、調整するたびに画像が保存されるため、ストレージ容量に余裕がない場合は、「Preview Image」に接続し、保存したいものだけ「Save Image」に接続するのが良いでしょう。サンプルワークフローでは、これはミュートされています(Ctrl-Mで切り替え)。
注:サンプル画像の右側は通常のVAE出力です。
