2009 Touhou Fanart

このモデルのデータセットは、pixiv.net から選んだ20枚の画像です。

すべてが『東方Project』シリーズのレミリア・スカーレットの同人アートです。

そういえば、公式アートも含めるべきだったかもしれません。

とにかく、データセットのすべての画像はレミリアですが、これこそがLoConなので、実際には非常に柔軟に動作し、どのキャラクターでも2009年の同人アート風に見せることができます。

私のHL2 コンセプトアート LoRA と組み合わせて使うと、さらに効果的です。

このモデルはやや神経質な傾向があります。profantasy_v2 で試した際、UNETの重みが0.5以下でのみ動作しましたが、dreamshaper_4BakedVae では、重みの値にかかわらず動作しました。

『東方』関連の画像にある程度の訓練が施されたモデルで、最も効果的に動作することがわかりました。

このモデルとHL2コンセプトアートモデルを作ったのは、2000年代の多彩なアートスタイルが大好きで、NovelAIが登場する前から、アートがどれほど均一化され、淡いライティングばかりになってきたのか、つらつらと嘆いていたからです。

今ではビデオゲームの中にもその傾向が見られます。壁のテクスチャはもはや詳細な表面ではなく、ただの単色にほんのわずかな筆跡が加えられているだけです。こうすればプレイヤーをより簡単に特定できるかもしれませんが、スタイルとしてはまったく空虚であり、むしろ逆に「スタイルの多様性」を謳っているどころか、まさに犯罪です。