Speed Racer Mach 5 (1967)

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モデル説明

車には、ハンドルのハブにAからGとラベル付けされたボタンによって起動される7つのメカニズムがある。その機能は次の通りである:

マッハ5のハンドルハブ

  • ボタンA、オートジャッキ(Auto Jack):車を持ち上げて整備できるように、4つのジャッキを放出する。この機能のために設計されたが、実際には短距離ジャンプや滝の縁で車が転覆するのを防ぐための楔、あるいは代替ブレーキシステムとしてより頻繁に使用される。ジャッキが発するばねのような音は、この番組の特徴的である。

  • ボタンB、ベルトタイヤ(Belt Tire):あらゆる地形(硬い地面、凍結した地面、不安定な地面、海床、垂直な山岳)に適した特殊グリップタイヤを展開する。同時に、5,000馬力(3,700 kW)の出力がすべての4輪に均等に分配される(各輪1,250馬力/932.13 kW)。

  • ボタンC、カッターブレード(Cutter):マッハ5の前面から強力な回転ノコギリが伸び、木などの障害物を切り裂く。特に森林地帯でのレース(スピードが道路から外されたときなど)に主に使用される。

  • ボタンD、ディフェンサー(Deflector):車両の周囲の環境に応じて、防弾・防衝突、かつ気密または水密のキャビンを形成する強力なディフェンサーを放出する。この中では、運転手は完全に無敵となる。

  • ボタンE、イブニングアイ(Evening Eye)または特殊照明:単独または連動して使用できる特殊照明装置で、通常のヘッドライトよりも遥かに遠く、はっきりと見えるようにする。スピードのヘルメットに取り付けられた「ナイトシェード」と組み合わせると、赤外線で視界が強化される。後のバージョンでは、ボタンEは車両下面から滑り出す小型の翼(ポップスがカーアクロバットチームから着想)を起動するよう改良された。

  • ボタンF、フロッガーモード(Frogger):マッハ5が水中にいるときに使用する。まず、コクピットに酸素が供給され、次に水中の表面をスキャンするためのパーカスコープが上昇する。パーカスコープで視認した映像はテレビで運転席に送信される。追加酸素ボンベ(45kg)は30分間の使用に耐える。

  • ボタンG、ゴーホーミングロボット(Gizmo):車両前面からホーミングロボットの鳥を放出する。この鳥型ロボットは飛行可能で、写真や録音メッセージ、手書きメモ、X線フィルム、ロープ、小さなエジプトの彫像などを運搬でき、最終手段として防御用の簡易武器としても使用されている。この鳥型デバイスはコクピット内に内蔵されたリモコンで操作される。

  • ボタンH、ホーミング装置(Homing):他のボタンとは異なり、ハンドルではなく、シート間のコンソールに設置されている。ボタンHはゴーホーミングロボットの制御に含まれており、単にロボットを事前プログラムされた場所(通常はスピードの自宅)に「帰還」させる機能を持つ。


デザイン:吉田竜夫

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