Human 360 Diffusion LoRA for FLUX.1-dev

概要

このLoRAは、1000枚以上の多様な画像データセットを用いて、ランク64で学習され、人物の360度パノラマ画像を作成することを目的としています。

接合部や極歪みのアーティファクトは最小限に抑えられていますが、画像をシームレスに見せるために、一部の丁寧な編集やインペインティングが必要な場合があります。

トリガーフレーズは必要ありませんが、すべての360° Flux LoRAと同様に、出力品質を向上させるために、プロンプトに「360度等積円筒図法ビュー」のバリエーションを含めてください。

画像をレンダリングする際は、1024x512、1536x768、または2048x1024のように、2:1のアスペクト比を選択することをお勧めします。その後、選んだアップスケーラーを使用して、スカイボックス、VR、および2D/3D環境に十分な解像度に高めることができます。

このモデルは、3Dワールドワークフローの「テキストから画像へ」部分としても使用できます：テキスト → 画像 → 動画 → 3Dワールド。

360画像および動画の表示と共有を容易にするため、デバイス上でローカルに動作するウェブブラウザベースのHTML 360ビューアを構築しました。

GitHub Pagesで試すことができます：https://progamergov.github.io/html-360-viewer/
- GitHubのソースコード：https://github.com/ProGamerGov/html-360-viewer
?url= の後に画像へのリンクを追加することで、360ビューアに自動的に画像を読み込むことができ、360コンテンツの共有が驚くほど容易になります。
例：https://progamergov.github.io/html-360-viewer/?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/76/Dauderi.jpg

ComfyUI のユーザーの場合、以下の一連のノードが360画像および動画の処理に役立ちます。

ComfyUI_preview360panorama
- ComfyUI内で360画像および動画を表示（私のウェブブラウザビューアより遅くなる可能性があります）。
- リンク：https://github.com/ProGamerGov/ComfyUI_preview360panorama
ComfyUI_pytorch360convert
- 360画像の編集や、出力品質を向上させるための円形パディングの適用に使用。
- リンク：https://github.com/ProGamerGov/ComfyUI_pytorch360convert

Diffusersやその他のライブラリを使用する場合、360メディアの処理には pytorch360convert ライブラリをご利用ください。

使用したデータセットはポーズの種類が限られており、北米およびヨーロッパの人物描写に焦点を当てています。

このモデルは、以下からダウンロード可能です（引用情報も併記）：https://huggingface.co/ProGamerGov/human-360-lora-flux-dev