Flim13

3DアニメーターFlim13のスタイル用LoRAです。実際、彼女のスタイルはとてもシンプルな3Dですが、アニメーションにおける表情の表現が非常に優れており、静止画でもそれが際立っています。その点をこのLoRAで再現したかったのです。

データセットには約900枚の画像を使用し、主に彼女の動画のスクリーンショットです。

顔の表情はかなりうまく捉えられたと思っていますが、低ポリゴンの3Dモデルも一緒に学習されてしまったようです（笑）。しかし、私のテストでは、LoRAの強度を0.5〜0.8程度に調整すれば、低ポリゴンモデルの出現をほとんど抑えて、表情のスタイルだけを残すことができます。

Flim13の表情を完全に再現する上で最大の障壁は、まさにその表情を言葉でうまく説明できないことです（笑）。彼女の微笑みや高慢な表情が最も目立つポイントで、それがこのLoRAを作った主な理由です。

学習にはWaiIllustriousSDXL_v150を使用しました。これは私の普段のデフォルトモデルですが、他のほとんどのアニメ風モデルでも動作するはずです。

ただし、すでに3DスタイルのキャラクターLoRAを使用している場合、強度が「1」でも、そのキャラクターLoRAのスタイルにこのLoRAのスタイルが圧倒されてしまうことに気づきました。私の例では、おそらくキャラクターLoRAとモデルのデータセットを混ぜて使っていますが、キャラクターLoRAの強度を下げる必要はなかったように思います。