Tasai | a modern fantasy art checkpoint

このチェックポイントは、その小さな兄弟(LoRA)と同様、通常のアートとスケッチの両方を比較的よく生成できます。LoRAとの最大の改善点は、このチェックポイントがより多くのアーティスト（類似したアートスタイルを持つ）から得られたはるかに大量のデータで学習されているため、品質とプロンプトの忠実度が向上していることです。

トレーニングに使用されたデータセットの大部分には、青、赤、緑、灰色などの色付き肌を持つ人型が含まれており、また、多くのアーティストは人間の肌に不自然な色調（やや白っぽい、または灰色がかった色）を使用しています。そのため、このモデルは色付き肌の生成に優れていますが、その代わりに「普通」の肌色を生成することはほとんどありません。これは私にとっては問題ではなく、あくまでアートスタイルの一部であり、このスタイルを根本的に変えることなく「修正」するつもりはありません。

次バージョンで改善したいのはウォーターマークです。このバージョンでは、データセットが非常に大きいため、ウォーターマークをすべて削除するのは時間がかかり労力も必要だったので、ほとんど削除していません。もし人々がこのモデルを気に入ってくれたら、すべてのウォーターマークを除去して再学習する予定です。現時点では、ネガティブプロンプトに「watermark, signature, web_address, patreon_username」というトリガーワードを含めておけば、80％程度のケースで問題なく使用できます。

推奨設定：

cfg: 7

スケジューラ: Karras（ただし、他のものでも問題ありません）

サンプラー: dpmpp_sde（上記と同様、ほぼ何でも問題ありません）

ステップ数: 25–40（私は通常40を使用しますが、30でもほぼ同じ結果になります）

ComfyUIで同じ設定を使用する場合、Karras/DPM++の組み合わせはksamplerノードではひどい結果を生むため、カスタムサンプリングノードを使用してください。

ネガティブプロンプト:

bad quality, worst quality, worst detail, sketch, censored, watermark, signature, web_address, patreon_username, extra_digits, extra_fingers

ポジティブプロンプト:

masterpiece, best quality, amazing quality, absurdres,

もちろん、異なる設定やプロンプトをお好みであれば問題ありません。これらはあくまで私の一般的な推奨です。

ただし、Danbooruプロンプト以外を使用すると、悪質な結果になります。このモデルはDanbooruプロンプトで学習されています！