Hyper Pecs

について

Hyper Pecs は、筋肉質な男性キャラクターにより大きな胸筋を備えさせ、あるいは胸筋をより重く、強く、そして柔らかく見せることを目的としています。

胸筋のサイズは、使用するLoRAの強度とプロンプトの内容で調整できます。プロンプトに加える強度が高くなるほど、胸筋は大きくなります。たとえば <lora:Hyper Pecs v2:0.5> (gigantic pecs:1.2) のように設定できます。LoRAの強度を0.5に設定すれば十分であり、あとはプロンプト側で強度を追加するだけで済みます。

バージョン2.0

このバージョン2では、ハイブリッド形式にすることを決定しました。スタイルには大きく分けて3つのカテゴリ——リアリスティック、アニメ、フューリー——があり、それぞれに異なるタグが使われます。当初、Hyper Pecsはフューリー向けモデルでのみ動作していましたが、今では他のスタイルのモデルでも使用可能になりました。それでもこのLoRAで生成できない場合は、そのモデルがこのLoRAの訓練に使用したモデルと同一でないことを意味します。

問題点

リアリスティックなスタイルのプロンプトの書き方がわからず、いつも奇妙な結果になってしまいます。実際の人間モデルでは、胸筋が大きくなりすぎると皮膚のストレッチマークが発生したり、乳首が不自然になったりします。アニメスタイルは特に問題なく、フューリースタイルも同様に問題なく動作しています。

=訓練について=

このLoRAは、Boyfusion、Unstable Homerotic Diffusion、fluffyrock-lion-low-lr-e27 の3つのモデルを混合して訓練しました。これらすべてがすでに訓練済みのモデルであり、他のモデルのマージにも広く使用されていると信じています。これらのモデルを組み合わせることで、スタイルごとに別々の訓練をしなくても済みます。もちろんスタイルごとに分けて訓練した方が効果的ですが、これにより1つのLoRAだけで済むため、効率的です。

LoRAの訓練データプールは1500枚で、各スタイル（リアリスティック、アニメ、フューリー）について20枚ずつの画像データベースを提供しました。計算すると、訓練ステップは75回となります。（1500 ÷ 20 = 75）。今後は訓練用データベースを改善できますが、現時点ではこれで十分です。