Teatime Dream
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モデル説明
TeatimeDream Neo
Neoシリーズは、SDXLとQuenの画像を用いて完全にファインチューニングされた素材から作られており、指の再現性、体の表現、色の深さなど優れた側面を持ちながらも、単純に組み合わせただけでは可愛らしさに欠けるという致命的な問題がありました。それほどひどいわけではありませんが、私の期待には及ばなかったのです。
このモデルは、TeatimeDreamと0.1~0.4の素材を基にしたモデルを試験的にマージしたものです。ただし、主な改善点は色合いに限られており、Neoシリーズの本質的な要素はほとんど追加されていません。
今回は可愛さに重点を置きましたが、比率を増やすと製品の品質が大幅に低下します。改善された部分と低下した部分のバランスをさらに調整することはおそらく可能ですが、この程度の改善でも、もともとの目標であった「色を改善したTeatimeDream」の実現は達成できました。
結論として、Neoシリーズは、色が薄く、体の構造が弱いといった問題を抱えるSD1.5モデルの改善に活用できると気づきました。元のモデルの特徴を失わずにどの程度改善できるかは、その可能性の範囲に依存します。
この例で使用したすべてのサンプルは、600x900で出力され、HighRes.Fix 1.5を適用しています。これは、背景を強調するためにマージを行うと視点が変わり、キャラクターが小さく見えるため、念のため追加しました。LCMの出力は7ステップです。より多くのステップ数を持つサンプラーを使用すると、指の形状などが改善される可能性がありますが、ステップ数が多すぎると逆効果になります。
HighRes.Test
これは、既存のモデルにNAI2をブロックマージして、高解像度対応にするためのテストです。ここでは、NAI2をTeatimeDreamにブロックマージしています。
以下に示すように(連続したシードで失敗した画像も含む)、完璧ではありませんが、1024 x 1536ドットの出力でも大きな失敗を起こすことはほとんどありません。一方で、構図は単調になりがちです。
(上はTeatimeDream、下はHighRes対応版です。)








Teatime Dream
これはSD1.5のアニメ風マージモデルです。
フィードバックをいただいたので、今回は非LCMで作成しました。
サンプラーはお好みのものを使ってください。サンプルではDPM++を使用しています。ステップ数は20を基本とし、画像が不安定な場合は増やしてください。
CFGスケールは7だと硬すぎると感じたので、サンプルでは6を使用しました。
SD1.5のアニメ系マージです。
ご意見をいただいたので今回は非LCMで作りました。
サンプラーはお好きなものを使ってください。サンプルではDPM++を使っています。ステップ数は20を基本として,絵が安定しない場合は増やしてください。
CFG scaleは7だと硬すぎる感じでしたので,サンプルでは6を使っています。
今回のコンセプトは「あまり実験しない」です。SD1.5についてはすでにたくさんの実験をしてきたため、シンプルにまとめることにしました。使用するモデルの数も少なく絞りました。
いつものことですが、非常に有名なモデルは使いません。クオリティプロンプト、ネガティブプロンプト、Embeddingなしで、簡単なプロンプトだけで安定して十分なクオリティの画像を出力することを目指しています。
現状の課題は以下の通りです。
- 目が不安定
- 色が薄め
久しぶりに20ステップで試してみましたが、指や手の表現が非常に落ち着きました。
なるほど。ああいうものは8ステップでは収束しなかったわけですね。LCMは荒く素早くまとめようとするからです。
Fluxにも手を出しているので、1枚あたり約10秒なら速いと感じます。












